Faq [よくある質問]

Q1 設計監理とは??

設計事務所主な業務は、設計業務と監理業務に分かれています。
設計業務は、建物の基本計画から始まり、各種図面を作図していく業務です。
監理業務は、設計図書の内容に沿って適切に施工されているか、現場で検査や監理をする業務です。
クライアントの代理として、客観的な指示を出す役割となるため、施工業者は緊張感を保って家づくりに臨みます。
設計と施工を一括して行うハウスメーカーや工務店には無い、設計事務所ならではの大きなメリットと言えます。

Q2 設計監理料は必要??

依頼先により設計業務に掛ける時間の差はありますが、設計図の作成や確認申請は必要となりますので、通常費用は発生します。
ハウスメーカーや工務店では、設計料が単独の項目として無い場合や少額の場合がありますが、全体の予算に均されて配分されているようです。
施工を分離して業務を行う設計事務所では、見積り精査と工事監理を第三者として独立した立場で行うので、コストダウンしつつ品質を維持することが可能です。
加えて設計業務に時間を費やし計画の無駄な部分を削ぎ落としていくため、結果として建物構成はシンプルになり、工事費のローコスト化にもつながります。

Q3 設計監理料はどのくらい??

ユトロスアーキテクツでは、工事費に対する料率で設計監理料を定めています。
用途[戸建住宅・集合住宅・店舗併用住宅]・工事内容[新築・リノベーション]により、料率が異なります。
目安として、戸建住宅の新築の場合、設計監理料の料率は10.5%となります。
例えば工事費2500万円(税込)の場合は、設計監理料262.5万円(税込)となります。
マンションのリノベーションの場合、設計監理料の料率は12.5%となります。
例えば工事費1000万円(税込)の場合は、設計監理料125万円(税込)となります。
各用途と工事内容における料率の詳細については、別途メールにてお問い合せ下さい。

Q4 設計監理料の相場は??

一般的にアトリエ系設計事務所と言われる設計監理専業の設計事務所の場合は、設計料率10%~15%の範囲で設定している事が多いようです。
各々の設計事務所の方針により、設計業務のみで監理業務を除外している等、業務内容の一部を削減している場合は上記の料率を下回ります。
ユトロスアーキテクツでは、設計事務所を身近に感じて多くの方々に家づくりを楽しんでもらいたいため、設計料率を抑えた設定とさせていただいています。

Q5 費用はどの段階から??

設計のご相談・ご要望のヒアリング・計画案のプレゼンテーションまで、無償となります。
計画案の内容を気に入っていただけましたら、設計監理契約へと進みますので、その段階から費用が発生します。
家づくりの流れについての詳細は、[Flow]でご確認ください。

Q6 デザインコンセプトは??

建て主の思いに耳を傾け、自然の余韻を感じながら静かに時間を積み重ねていく住宅を設計しています。
建築家としてひとつの大切な家のために、じっくりと時間を掛けながら心を砕いてデザインさせていただきます。

Q7 他の設計事務所との違いは??

ユトロスアーキテクツは、住宅の設計監理を専門に手掛ける設計事務所のため、住宅設計に関する事柄を広く深く突き詰めています。
家づくりの最初から最後まで代表の建築家が打合せに臨み、工事現場にも自らが足を運び監理を行っています。
更に設計スタッフも打合せと工事監理に常時同行し、複数の視点から検討と確認を行います。
設計事務所との家づくりは打合せ項目が多岐に渡るためどうしても時間が掛かります。
打合せを和やかに行える様に気を配りますので、家づくりを楽しい思い出として残していただければ幸いです。
これまでの建て主さんから寄せられたコメントは、[Googleマップ]をご参考にしてください。

Q8 要望は聞いてもらえるの??

ライフスタイルや要望には、ひとつとして同じものは無いと考えています。
クライアントの言葉に耳を傾けその本質をひも解き、建物や空間に落とし込むのが設計者の役割だと考えています。
何度も打合せを重ねていく中で、要望や疑問があればいつでも伝えてください。
その上で敷地や周辺環境を読み解き、予算や法規も含めて総合的に取りまとめていき、住み手の個性が映える住宅へと近づけていきます。

Q9 家づくり期間や打合せ頻度は??

家づくり期間は、設計期間と施工期間を合わせて1年~1年2ヵ月 が最も多くなります。
状況によっては、設計期間を短縮する事で多少早める事も可能です。
設計段階の打合せ頻度は、標準的には2週間に1度のペースとなります。
当事務所では設計期間や打合せ回数の限度を設けていないため、ゆっくりと時間を掛け丁寧に造り上げていく事が可能です。
逆に重要な要素を擦り合わせた上で打合せ回数を少なくして、クライアントの負担を軽減する方法もあります。

Q10 土地選びのアドバイスは??

特定の土地を検討中であったり、まだ土地を探している最中の段階でも、積極的にご相談ください。
敷地には複雑な法規が関わるため、建蔽率や容積率だけでは、どれだけのボリュームを建てることが可能か判断できない場合が多くあります。
設計者として要望を実現できる敷地であるかを検討し、土地費用を含めた総予算を考慮してアドバイスさせていただきます。

Q11 狭小住宅でも??

周辺環境や条件が厳しい狭小地・変形地・傾斜地・旗竿地でも、積極的にご相談ください。
どのような敷地でもあっても、どこかに可能性が隠されています。
それを最大限引き出しデメリットを転換するアイデアで、個性的な狭小住宅の提案を心掛けています。

Q12 ローコストでも??

家づくりを進める上で、どの様な建物であってもコストの制約は避けて通ることができません。
たとえ厳しい予算の中でも、家の価値を最大化していくために、しっかりと時間を費やして設計に取り組んでいます。
一方、ローコストだけを追求していくのは、大切な要素まで削ぎ落としてしまう懸念がありますので、あまりお勧めしていません。
初めての家づくりでは、どのくらいの予算が必要となるかの判断は難しいので、まずはどのような予算であってもご相談ください。

Q13 遠方でも??

東京都三鷹吉祥寺エリアを中心に、世田谷区・目黒区・杉並区・武蔵野市・三鷹市・調布市・西東京市・小金井市で数多くの住宅設計を手掛けいます。
その他基本エリアとして、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県を含む首都圏全域で設計監理業務を行います。
首都圏以外でも対応可能ですが、適切な監理を行う環境を整えることができない場所に関しては、辞退させていただく場合があります。
施工場所によって設計監理料の増額はありませんが、首都圏以外の場合は交通費を実費清算させていただきます。
打合せ方法については対面やオンラインを含めて柔軟に対応させていただきますので、詳細はお問い合わせください。

Q14 構造や工法は??

木造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造・混構造等、様々な工法に対応しています。
要望・敷地条件・コスト等を考慮して、総合的に判断させていただきます。
ユトロスアーキテクツでは、構造の安全性は最重要項目と考えているため、常に構造との整合を考えながら設計を進めていきます。

Q15 工務店選びは??

ユトロスアーキテクツのデザインは、どの工務店さんでもスムーズに施工可能と言う訳ではありません。
設計意図や設計監理の進め方を工務店さんに深く理解いただいていることが、とても重要となります。
これまで複数の協働を行い技術力と対話力、そしてコストパフォーマンスに優れた工務店を紹介させていただきます。
合わせて、家づくりの重要なパートナーである現場監督も指名させていただきます。

Q16 工事費はどれくらい??

ユトロスアーキテクツが手掛けた住宅の工事費や坪単価は、ローコストからハイコストまで幅広く分布しています。
理由としては、それぞれの住宅によって建築条件や建物仕様が大きく異なるためです。
施工業者に支払う工事費総額の目安として、延床面積28坪で工事費総額1800万円(税込)から実績があり2000万円台~3000万円台がボリュームゾーンとなります。